Aki the SPENDER

いろいろ買ってみるブログ

【TWS】Air by crazybaby (nano)【完全ワイヤレスイヤホン】

先日はまとめてレビューした完全ワイヤレスイヤホン。

今回は2018年9月に一般販売が開始された、Air by crazybaby (nano)を購入したので

レビューしていきたいと思います。

Air by crazybaby(NANO)10色から選べる高音質完全ワイヤレスイヤホン ブラック【国内正規品】 MC7B2GT/A

Air by crazybaby(NANO)10色から選べる高音質完全ワイヤレスイヤホン ブラック【国内正規品】 MC7B2GT/A

 

 

CrazyBabyというメーカー

最近は前作であるAir by crazybaby含め、家電量販店でも見かける様になった

CrazyBabyというメーカーですが、例によって中国のメーカーになります。

Air by crazybabyの時もクラウドファンディング界隈で盛り上がりを見せており、

気になっていたメーカーではありましたが、当時は完全ワイヤレスイヤホン、

クラウドファンディングともに国内で流行しだした頃であり、少し警戒していました。

 

また、クラウドファンディング出資者より中国本国で先に販売しだす」

「散々待って送られてきた製品はバッテリー不良等が多発する」などのレビューが

散見されたため、メーカーそのものへの信頼が薄く、興味も薄れていました。

 

そんなことを言いつつも新商品はやはり気になるもので、

他の製品よりも良さそうな点がいくつかあったので、今回の購入に至りました。

Air by crazybaby(nano)の外観

パッケージ

f:id:otaaki:20181101051448j:plain

 まずはパッケージですが、少し前のApple製品にありそうなシンプルで中身の見える

プラスチックケースになっており、安っぽい感じあまりありません。

最近の中国メーカーは「安かろう悪かろう」だった過去を払拭して、

より製品を売るためにパッケージの質感には気を配っている印象そのままですね。

イヤホンケース

f:id:otaaki:20181101051504j:plain

 完全ワイヤレスイヤホンにおいては、イヤホン本体と同じぐらいケースの仕様にも

注意する必要があります。

サイズが大きい、作りが良くない(脆い)、バッテリー容量が少ないなど、

持ち運ぶ上でマイナスになる要素がないかを確認してから買うべきでしょう。

Air by crazybaby (nano)のケースは小さめで、唐辛子の小瓶より少し小さいぐらいの

サイズ感になります。カバンの中で邪魔にならないサイズですし、

丸みを帯びたプラケースなので他の物を傷つける心配も薄いです。

公式サイト曰く、イヤホン本体を2回満充電できる程度のバッテリー容量とのこと。

パッケージには最大3回できるとも取れる記述があり、何とも中国製品っぽい感じ。 

f:id:otaaki:20181101051517j:plain

ケースは真ん中から左右に割れる形になっており、閉じている時は外殻がマグネットで

しっかりと固定されていて安心感があります。

ロゴマークを左にして開くと、左右が合っている状態でイヤホン本体を取り出せます。

イヤホン本体を収納する部分は左右で入れる場所が決まっており、

こちらもマグネットでしっかりと固定されます。

イヤホン本体

f:id:otaaki:20181101051630j:plain

Air by crazybaby (nano)のイヤホン本体はnanoという名前の通り、

完全ワイヤレスイヤホンでは小さい部類に入ると思います。

シンプルな円筒状の部分から、イヤーピースを付ける部分が少し曲がっており、

耳に入れた時に真っ直ぐになるような工夫が見られます。

f:id:otaaki:20181101051558j:plain

耳に入れても大きく張り出す感じがないため、耳が小さい人や完全ワイヤレスイヤホン

特有の見た目を気にする人にもおすすめできるように思います。

書いてて思いましたが、なんとなくEARIN M-1に似ている気がします。 

また、私はシンプルな白を選択しましたが、他にも全10種類のカラーバリエーションで

展開されている製品でもあります。

個人的にはレッドやイヤホンには珍しいパープルあたりで少し迷いました。

イヤホンとしての性能

ここまでは外観についてレビューしてきましたが、イヤホンとしてはやはり

音質が良くなければお話になりません。

また装着感や操作感も完全ワイヤレスイヤホンでは気になるポイントです。

音質面

カーボンナノチューブを採用した振動板と、5.5mm径ドライバーで鳴らす

標準的なダイナミックイヤホンといった感じです。

低音よりのドンシャリサウンドで、ハイも綺麗に出ているおかげで

解像度は高いように感じられます。

TWEEDEESMonkey Majikあたりのポップスではボーカルが気持ちよく抜け、

キックが強めに聞こえるので楽しく聴くことができます。

一方でPegboard NerdsやZomboy、DiploなどのEDMでは低音の押しが強すぎて、

少し聴き疲れする印象です。ワークアウト中などは良さそうですが、

通勤中はどうかな…といった感じ。GalantisとかKrewellaみたいに歌モノが

多いEDMアーティストとの相性は悪くないように思います。

メタルでは少し中低域に篭りが感じられ、プログレやDjent、音数マシマシな

コア系のジャンルとの相性はイマイチでした。

装着感

付属のイヤーピースで使用した感じも悪くないですが、スイートスポットは

狭めな印象です。ノズル部分が短いため、一般的なカナル型イヤホンよりも

外耳道に挿入できる部分が短く、ちゃんと密閉するのにコツがいる感じです。

変更するとすればSpinfitやcomplyあたりになりそうですが、ケースとの兼合いで

迷うところです…。

ただし、動いたりして落ちそうな感覚にはなりません。本体が軽くて小さいのが

効いているのかもしれません。

操作感

Air by crazybaby (nano)はイヤホン本体のロゴマーク面がボタンになっており、

音楽の一時停止、曲送り・曲戻し、通話受けあたりの機能は揃っています。

ボタンのタッチはクリック感があるため、少し押し込まないといけませんが、

誤動作することが少ないという点ではありがたいです。

ペアリングもケースから出して左chのボタンを押すだけで完了するので、

すぐに音楽を聴き始められます。

まとめ

少しだけ迷って購入したAir by crazybaby (nano)ですが、現状では良い製品だと

感じています。音質面以外は完全ワイヤレスイヤホンのメインで使用している

Zolo Liberty+よりも個人的には気に入っています。

やはり小さくて軽いイヤホンはいいものだと感じさせてくれる製品でした。

ただ、完全ワイヤレスイヤホンはバッテリーの問題や人混みでの安定性など、

短期間の使用では判明しづらい性能もあるため、今後使用してみてどうなるかの

不安はありますね。